What's New! 記事詳細

ロングインタビュー・大江電機株式会社 代表取締役社長 大江 光正

2019/06/28

◇始めに(編集部)
 大江電機株式会社(横浜市南区前里町)は1947(昭和 22)年 6 月、まず電設資材の専門商社「大江電気材料部」(同南区大橋町)として創業された。そして 1951 年に合資会社大江電機商会へ改組、1955 年には大江電機株式会社へと改組し、現在に至る。
 一昨年(2017 年)6 月には創業 70 周年の節目を迎えている。この 70 年間の歩みに付随する業務拡大の流れのなかで、大江電機の主要ビジネスは当初の電設資材卸から、製造業の生産設備・設備保全・生産装置製作にかかわる FA 商品の販売およびエンジニアリング事業部門へと移行。さらに制御機器・情報関連機器の販売事業部門の台頭もあり、創業時の主力であった電設資材事業部門の売り上げに占める率は、現在、全体の約 2 割程度になっている。
 しかし、顧客とメーカーを繋ぐ架け橋としての「商社魂」は電設資材卸を中心にしていた創業時のまま継承。大江光正社長の父上でもある創業者・故大江菊四郎氏の代から培われてきた企業理念、社員と取引先を何よりも大切に考える《人本主義》(詳細は後述)を基盤とする経営理念も脈々と受け継がれている。
 そしてインタビューは、創業時の珍しい社名「大江電気材料部」の意味するものと、その《背景》への質問から始まった。(以下詳細は週刊電業特報第3104号に掲載しております)